骨格ストレート向け冬用レディースファッション

着太りを防止する直線シルエット

数ある骨格タイプの中でも女性に多いと言われる、ストレート体型の人が冬服を選ぶ時のポイントにシルエットの意識があります。骨格ストレートはバストやウエスト、ヒップの位置が高めでボリューム感のある上半身が特徴です。そのため、トップスやニットなど防寒目的で重ね着をしてしまうと太った印象になります。上半身をスッキリとした印象にするには、縦のラインを意識してコーディネートを考えるのが基本です。下に落ちるシルエットのコートにストレートスカートを組み合わせると、ボリュームを抑えてスリム体型に見せることができます。重ね着による寒さ対策ができないので、素材や通気性も含めて防寒性能に優れたアイテムを選ばなくてはいけません。

ベーシックでシンプルなデザインを選ぶ

骨格ストレートタイプの女性は、服のデザイン選びも大事なポイントです。全体の位置が高くそのままでも存在感を発揮できているので、フリルやレース、ドルマンスリーブといった装飾のある服は重たい印象になります。ストレートタイプと相性が良いのはクラス感のあるコーディネートです。派手なデザインの服は避けて、シンプルでベーシックなアイテムを取り入れることでスタイルを良く見せられます。コーディネートは足し算で考えるのが一般的ですが、骨格ストレートは真逆の引き算で決めるのが基本です。一部分だけでなくトータルのバランスを意識しなくてはいけません。服の素材は肌のハリ感を活かせる圧縮ウール、高級レザーなどが適しています。